2010年12月4日土曜日

world of flavor 2010 vol2






なかなか続きが書けず申し訳ないです。
2日目に入り更に忙しくなりました。
朝から魚の搬入です。
シェフを一人づつ案内してオーダーの確認その後、すべての魚を3枚卸し(鯛12枚、平目2枚
マナカツオ1枚、スミイカ3杯、甘鯛1枚)久しく魚卸してなかったのでしんどかった。
アメリカ人の学生には卸せません!
その後、皆さんの仕込みに通訳フル回転。
特に徳岡シェフは忙しく、デモにワークショップに取材に大忙し、当然仕込む暇がありません。3日目以降は僕が徳岡シェフの専属アシスタントとして、仕込み、段取り、搬入等ほぼすべてをやらして頂きました。
ほとんどご飯を食べる暇も休憩する暇も無かったですが日本チームの一員になれた気がしました。
初日の緊張がまるで嘘のような、、終わった時は皆さんといったいになれた気がします。
特に三国シェフには感謝です。
2日目の夜のパーティーに誘って頂きまた一緒のテーブルで食事もさせて頂きました。
まるで夢のようでした。
憧れのシェフの方々と仕事でき本当に感謝です。
次回は僕もボランティアではなく日本代表のシェフとして同じ舞台に立ちたいです。

2010年11月19日金曜日

world of flavor 2010






毎年この時期にナパのCIAでの国際料理会議、今年のテーマはJAPAN FLAVORとの事で
日本から各ジャンルのトップシェフが39名集まりました。(アメリカ側からも30名程)
そんな貴重な場所に僕もボランティアでの参加です。
今回の仕事は何と肩書きは通訳、っと言ってもまさか会議の通訳ではさすがにありません。
日本のシェフと今回助手に付く学生の間を取り持つのが僕の役目。
まーなんとかなるだろうと、詳しい情報も無いまま当日を迎えました。
朝8時の集合との事でサンホゼを朝4時起きでに出かけました。(眠い)
無事到着。
緊張のまま会場へ
中に入ると溢れんばかりの学生の数に圧倒されながらも8時になるのを待ちます。
8時
今回取り仕切る先生の登場、各パート分けられました。
基本的に6つのグループに分けられました。
僕の今回お世話するチームを見てはじめかなりビビりました。
何と巨匠だらけ、、、、(おおっ、、)
こんな豪華な顔ぶれ
hotel de MIKUNI 三国シェフ
KIHACHI 熊谷シェフ
嵐山吉兆 徳岡シェフ
たん熊 栗栖シェフ
YOMEMURA 米村シェフ
美山荘 中東シェフ
美濃吉 佐竹シェフ
銭屋(金沢) 高木シェフ
醍醐 野村シェフ
ロワジールホテル(那覇) 屋比久シェフ

ちょっと遅れて日本チームも到着。
早速グループごとに分かれてのミーティングです。
ここで通訳の私の登場です。
アメリカ人の先生の後に続き訳して行きます。
最初はなんとか分かっていたものも後半マジで分からなくなってきた。
額からまずい冷や汗が、、、
っとその時偶然にも日本チームに同行している本物の通訳の人が近くに聞いておられました。
僕のつまずきにいち早く反応して頂き途中からかわって頂きました。(助かった。。)
なんとか最初の山場を乗り越えいざ食材の調達に移りましたが、なんしか3日分の野菜、魚、肉、日本からの品物、とにかく多い、多い収集が付きません。
今回は日本から助手を連れてこない事を条件に来てますので、アメリカ人学生を助手に付け日本では絶対やる事は無いであろうと思われるトップシェフも今回ばかりは率先してやるものも英語が余り堪能でないシェフは悪戦苦闘。
そこで僕らの出番です。あっちこっちと飛び回りなんとか1日目を終えました。
本当に疲れましたが少しはお役に立ててるみたいです。

2010年10月20日水曜日

SAKE DAY





10月1日って何の日か知ってますか?

正解は、、、、 日本酒の日

以外と歴史は古く1978年に設定されています

本場日本から遅れる事40年

ここアメリカ、サンフランシスコでも4年前から[SAKE DAY]と題して

イベントが行われています

主宰はアメリカで一番最初に日本酒専門店を作った『True Sake』のボーさん

アメリカ人オーナーですがかなり酒にはうるさい人です

いつもは飲む方なんですが今回は何と酒を売る方での参加

いつもお世話になっている『JOTO SAKE 』のTamikoさんのお誘いで手伝ってきました。

客のほとんどがアメリカ人で皆さんそれなりに知識もある様でした。

現在アメリカではかなりの酒蔵が日本から入って来ていますが、全部の蔵の酒が売れている

訳ではなく、実際それは無理に近いでしょう。

値段も日本の約1.5倍程高くなりアメリカでは日本酒は高級な飲み物になります。

後、僕が一番気になるのが賞味期限の短さです

ワインと比較すると簡単でしょう

日本酒は約1年以内には飲まないと味そして商品価値が下がります(古酒等は例外)

それに比べワインは寝かせば寝かせる程馴染んで味にまとまりが出ます

ものによっては20年以上でも大丈夫です

日本酒は何が何でも1年以内に売らなければ無駄になる、もしくは値段が下がります。

一方ワインは20年かけて売ればいいし、時間が経てば値段が上がります。

今はアメリカ人のレストランでもSAKEを取り扱う店が増えて来ていますが、このシェフ達

ソムリエ達が日本酒の知識が増えれば増えるだけ、取り扱いの難しい酒に事に気がつき

結局ワインに戻り、日本酒の在庫がアメリカ中に一杯なんて事は是非避けたいと思います

ただ旨いからと酒を持って来てもだめです

何かの個性、付加価値、楽しさ等日本の酒蔵さんにはワインに対等できる何か?を

ONLY ONE の酒造り、そして日本酒も世界の中で地位を確立して貰いたいです

これから日本に帰り是非僕も皆さんのお手伝いしたいと思っています

まずは地元の佐賀の蔵元さんと手を結び何か仕掛けたい気持ちで一杯です。

これから これから

2010年10月18日月曜日

BaySpo杯



悔しい。。。

負けた。。。

2年前に作った草野球チームX-SIZE(エクササイズ)

条件 30歳以上の又は社会人。

ほぼ全員が素人の集団

発足から2年未だ勝ち星なし

そんな仲間と初めてのトーナメント

結果

初戦 10−1

2戦目 13−0

惨敗です

個人的にも5打数0 

情けないです

一番バッターの俺が出ないと何も始まらないです

みんなに申し訳ないです

来週みんなと最後の紅白戦

楽しみましょう

2010年10月8日金曜日

Russian Valley CAMP







去る9月の終わりにYURIさんとSABEちゃんカップルそれに日本からKAZU君の友達を加え7人でロシアンリバーまでキャンプに行ってきました。
心配してた寒さとは無縁のインディアンサマーに当たってしまい日中は30度を超える真夏日、快適なアウトドアライフを送って来ました。
本日のメニューは、キャンプと言えば定番のカレー(ひき肉とたっぷり野菜のキーマ風)
それにその辺に転がってる石で造った即席炭焼き場での焼き鳥、(胸、もも、ししゃも、ソーセージ、ししとう、いかだ、焼き茄子、焼おにぎり)
そして、ワインはトレジョーの安物オーガニックワインGREEN FIN($3,99)

旨い、旨いのオンパレード!!!

恐るべしアウトサイド

またチャンス見つけて行きましょう

2010年9月27日月曜日

贅沢な1日






                                          かつてTIMER CURRYの大常連だった北原さん家族にお誘いを受け自宅にお邪魔してきました。
北原さんとは前回の懐石の会では和菓子を作って頂き又、らなの誕生日の際にはケーキをプレゼントして頂いたりと何かとお世話になっております。(その辺のケーキ屋よりおいしい!特にさつまいものロールケーキは最高!!)
さらに旦那さん(北さん)はワイン好きで有名です。
これは行く前から想像するだけでよだれが出てきてしまいます。

実際伺って料理にワインにデザートに。(今回は娘さんが担当)フルコースの数々
特に出てくる出てくる北さん自慢のワイン達が!惜しげも無く
勿論すべて頂きました。
とにかく楽しくおいしい会でした。
本当にありがとうございました。

MENU

マグロたたきwith アヴォカド
自家菜園トマトとスイカのピンチョス
アスパラのピンチョス
平目のこぶ締めwith絹さや 自家製グレープフルーツポン酢
車麩の変わりパン粉焼き
秋なすの揚げ浸し
アンガスビーフの寿司
なすのバルサミコ寿司
松茸ご飯
土瓶蒸し
ラズベリーのムースwithミニタルト

DRINK

Suntry Premier Malt's
L'ERMITEGE sparkling wine
Kistler Chardony 2004
Chateau Montelena Chardony 2005
Marcassin Pinot noir 2003
Vosne-Romanee 1cru Cros Prantoux 2000
Sauternes メーカー忘れた
森伊蔵 10年貯蔵
響   30年

これだけ飲めばさすがに酔いました。
今思えばすごい顔ぶれですね!カルトワインまで飲めるとは!!!

 

2010年9月22日水曜日

ICHIRO


s

去るLabor Dayにいつもお世話になってるMayumi-sanとRobにメジャーリーグ観戦に誘われたのでA'sの本拠地Oaklandに行ってきました。
勿論お目当てはICHIROでーーーす。
生ICHIROは今回で2回目、前回はICHIROのオーラに完全にやられました。
体のでかいアメリカ人より遥かに体の小さいICHIRO の方が出てる空気が違いました。
アメリカに住んでてなかなかアメリカ人より勝る事って少ないけどICHIROの存在がアメリカに住んでいる日本人を守ってるような事有るんじゃないかな!
はっきり言って飛び抜けてすごい気がした。
今回はICHIROらしからぬ、まぬけなプレーが有ったけどそれもレアなプレーを見れたと言う事でOK。

日本の誇りです。

2010年9月12日日曜日

Chez Panisse final






あっという間に1週間がすぎました。
自分で言うのもなんだけど3日目ぐらいからとけ込めたのではと思う。
そして仕事も結構やらせてもらったし、今までの経験が無駄ではなかったと自信にもなった。
また、たかが1週間だがいいメンバーに巡り会ったと思う。
その一人に同じインターンの一人JJは札幌で5年間、英語の教師をしていたらしく日本語が堪能なアメリカ人、元々は2階のカフェでバーテンをしてたみたいだけど、何かのきっかけで料理を作る喜びを知ったらしく今は料理人になろうとしている最中。
そんな彼が今月から3ヶ月山形に行くって言うから、もしやっっっと思ったら
そう『アルケッチャーノ』の奥田さんの所にインターンに行くんだって!!!
俺が日本に帰ったら絶対に行こう、チャンスがあれば働かせてもらいたいなと思った所にアメリカ人が行くなんてマジで驚きです。
なんか感覚の近い人に会えて嬉しいです。
シェパニーズのメンバーみんな凄い自然体で、ほんと料理にも出てます。
それはきっとアリスさんの教えなんだろうけど、みんな無理してやってる感はなし。
この空間で働く事で自然と共通点というか共感というか方向がみんな一緒な気がする
それって凄いと思う。
俺もこういう店を作りたいです。
心の底からそう思った。
まだおれの料理は肩に力が入ってますね!

最後にいつもは無口なシェフが来て本をくれた。
自分で出した本らしい。
そして何時でも働きに帰ってこいって言ってくれた。
もしアメリカに帰ってきたら、是非正式に社員として働いて一番上を目指してみたいと思った。(まだ正式の日本人で働いた人はいないらしい)

結局アリスウォーターさんには会えなかったけどそんな事どうでもいいくらい本当のシェパニーズを知れて働く前よりもっともっと好きになった。

ありがとうみんな

2010年9月4日土曜日

Chez Panisse Day 2






少し慣れてスタッフの個性も少しづつであるが見えて来て外部者の立場からみるとおもしろい
ただ言える事はみんなシェパニーズが好きで働いているのだと感じる。
どうしてここまで愛される店を作れるのだろう?
そして野菜のクオリティーの高さに今日の驚く!!!
こんなポルチー二茸見た事ないし、生で食べるズッキーニに今日も感動の2日目でした。
ちなみに写真は本日のまかない!!

2010年9月2日木曜日

Chez Panisse






後2ヶ月で日本に帰る事を決めました。
残された時間を有意義に過ごそう第1弾で念願のシェパニーズのキッチンで1週間働かせてもらう事になりました。(もちろんお金はもらえません)
俺がアメリカに来て最も影響を受けた店です。
とにかく野菜がうまいんです。それ故にシンプルな調理法ですが何かポイントが有るのではと?
いろいろ探りたい事が多く実際自分の目で確かめて見たかった憧れの店。
前の日はドキドキであんまり眠れなかった。
お店に入って皆のフレンドリーな姿勢に驚きました。
普通仮にもミシュランの星付きのレストランとなると重苦しく必死に働いているイメージですが、、、ココは凄いナイス。(超料理おたくの集まり)
僕が働いてる1階はコース専用で毎日メニューが変わります。
面白いのはメニューだけではなく料理を作るメンバーも日替わり、作るセクションも日替わりでシェフが指名します(メンバーは全てのセクションをこなせる精鋭軍団)
そんな中に俺も入って皆さんのお手伝い。主に野菜の下処理ですが、営業に入ると前菜のセクションに入り、二人で仕上げます。(初日は白マグロの刺身を切ったり、、)
ここは何かと凄い、得体も知らない俺にしっかり料理を作らしてくれます。
ディナーは2部制に分かれていて合間の8時から30分の食事タイム。キッチンスタッフ全員で座って食べます。しかもその日のコースメニューを食べるんですよ。おまけにワインまでも付いています。(サービススタッフ、メキシカンの洗い場も同じく)アンビリーバブル(COMMISでは座る暇も無く立って食べる始末)
食事から帰るとキッチンの前菜セクションとデザートセクションの間にテーブルがセットされ、何とお客さんが座っているじゃ有りませんか!!!
何かと驚かされます。この店は!!!
ユニホーム、エプロンも毎日交換。
仕上げは全て片付けが終わるとビールも出てきます。
初日は何かと必死の上に体調もイマイチだったので満足の行く出来ではなかったが悔やまれる。舌もちょっと鈍感になっていたし、、、
残された時間でとにかく吸収してこれからに繋げなくては。。。

つづきは後ほど、、、

2010年8月31日火曜日

SAN FRANCISCO STREET FOOD





san jose systers






今。何かと話題のサンノゼ発、エンターテイメント集団『San Jose Systers』のライブを観にSUSHI MANIA に行って来たよ。
集団と言っても女性3人組。ココの特色は全員×付き、何と三人合わせて5つ。
そんじゅそこらのお姉様がたとは訳が違う 全員気合い入ってます。
実は三人はTIMER CURRYの常連さんでいつもセンスのいい注文に相方と毎回喜んでいました。
とにかくパワーが凄かった!! 全部で5曲唄い上げ、その後のカラオケ大会でのバックダンサーにコーラスにお客さんへの気配りそして帰りの際には全員に外までのお見送り付き。
徹底してます。
とにかく来て頂いたお客様には楽しんで帰ってもらう。
何か考えさせられる物が有りました。これから商売と立ち上げる見としては!
でもこれが原点な様な気がしてきた『自分達が楽しんでお客様も楽しんでもらう』
そこから何か目に見えない物が発生してくるのでは、例えば『元気』とか『勇気』とか『やる気』とか『愛』とか『幸せ』
世界中に歌のうまい人、踊りの上手い人は数えきれない程いると思うけど、SanJoseSysters程気配りができ皆をハッピーにさせるエンターテイナーはいるだろうか?
もうすぐラジオも始まるみたいですよ。しかも男性の恋のお悩み相談。
最近元気のない人、悩みの有る人一度ライブ観に行って下さい。
あとそこら編の日本食レストランのオーナーさんも是非見て下さい。
そこには本当の意味の”おもてなし”が隠されていますよ。

本当に楽しい時間をありがとうございました