2009年5月17日日曜日

菊姫10年古酒

菊姫(石川)大吟醸 10年古酒

『えっ これが10年経った酒なの?』
 
普通、古酒って色で言うと黄色の味しますよね。
この方は、まだ白い。しかもただの白ではなく、雨と雪の中間位な感じの白。

旨い

しかも深い

普段醸造アルコールの入った酒は、体が嫌がるンだけど、こいつは10年の歳月をかけて、嫌みな味が一切無くなり、米と水が一体化して長年連れ添ってる夫婦の様な余裕さえ感じられました。

そんな酒には、失礼の無い様にとお客さんに頂いたフォアグラの粕漬けを合わせてみました。

いい調和です。

今でも目を閉じると余韻に浸ってしまう。幸せなオレ。
 
ネットで調べてみると何と2万5000円もする酒なんだね。(旨いのも納得)

買って来てくれたマイクに感謝。

あーー 幸せだな  若大将なオレ


 





2009年5月15日金曜日

試飲会

今週は、何と酒の試飲会が二つも重なり、週初めから酔っぱらいのスタートになってしまった。
 まず月曜日に、サンフランシスコの hotel kabuki にてJFC主催のSake Expoがあり、日本から蔵元さんが約20蔵お見えになってました。
 一度にたくさんの酒を飲み比べした事で、今迄は自分の好き嫌いで、評価をしていましたが、今回改めて感じたのは、どの酒にもそれぞれ個性があり、それをしっかり感じて飲める様になりたい、そしていかに酒の持ち味を引き立たせる環境や料理を用意してあげられるかをテーマに今後の酒Lifeを送って行ければなと思いました。

 そしてもう一つ水曜日に、我が波浪にてjoto sake主催の試飲会が行われました。
日本から5つの蔵元の方々が、お見えになってました。
今回僕が料理を担当しました。約12品つまみを中心に用意してましたが、結局8品しか出せなかったのが少し残念ですが、日本料理と酒の相性の良さはアメリカ人にも伝わったのではと。。(勝手に納得しょう)

 しかしjotoの酒はどれもうまい。本当にいいセレクトだと思う。また酒に負けじと蔵の皆さんも個性豊かでいい味でてましたよ。
 余り時間がなく話しはそんなに出来無かったけれども、皆さんの酒作りに対する情熱は、しっかり伝わりました。
今後もおいしい酒をお願いします

試飲会




2009年5月1日金曜日

万齢と東一

 

最近注目の酒 万齢(佐賀)無濾過の中汲み みずみずしさの中にも一本芯が通った力強さを感じました。
これ以外にもあと2種類飲んでみたけど、丁寧に作ってある愛情のあるお酒でした。

東一(佐賀)特別純米 言わずと知れた佐賀の誇る名酒。 これ迄、純米吟醸、大吟醸しか飲んだ事がなく純米は初めてでした。 水と米がうまいんだなーっと、なんか変になっとくさせられました。 次回、なんとか時間を作って両方の蔵を回りたいもんです