2011年2月20日日曜日

畑巡り 2

僕が生まれ育ったのは佐賀県佐賀市嘉瀬町。
秋に行われるバルーン世界大会で超有名な所です。(あっ 佐賀の人しか知らないか)
あの中島聡が全盛期の時にF1で河川敷を暴走したのが今から20年前、時の流れは早いもいいですな!!
そんな場所にも有名な生産者の方が見えるとの事。
中学時代の先輩『満岡青果店』の代表に紹介して頂き行って参りました。
その食材は
『白アスパラバス』勿論グリーンも作っておられます。
昔懐かしい田んぼのあぜ道を通りハウスが約15基、全てアスパラガスとの事。
ハウスの中を覗いて見ると真っ暗、陽をあてるとすぐ色ずくみたいです。
温度も湿度も高く、作業はかなり大変そうな気がします。
今は出始めでほとんど見る事は出来ませんでしたが、帰りに白2本、青2本頂き、早速根元をがぶり  ”あまいーーーーい”
とくに”白 糖度的にはフルーツ。純粋に甘いです。
青の方はと野菜の範囲内の甘さですが、それでも甘い。
特に最初は甘いらしく、人間と同じとの事。
森永さんありがとうございました。

もう一件嘉瀬で。
次は野菜ではなくお酢です。
サガヴィネガー『右近酢』さんです。
昔から小学校に行く途中に毎日見ていましたがまさかお世話になるとは想像してませんでした。
ここは県内産の原料にこだわり作られています。
普通の米から醸す酢だけではなく、様々な原料から作られています。
ここで僕が気に入ったのは、『柿酢』『玉葱酢』
柿酢は程よい酸味と甘みのバランスが良くそのまま振りかけたり、野菜をさっとつけ込んだりするのに向きそうです。
玉葱酢はオイルを混ぜるとドレッシングに早変わりです。便利は一品ですよ!!

嘉瀬を後に約1時間久留米よりに行った、みやき町に葉物の生産者がいるとのことで移動。
『園田農園』さん有機専門の八百屋『げんき畑』さんの紹介です。
『小松菜』『ほうれん草』『水菜』『ルッコラ』『春菊』『マスタード』『ラディッシュ』等
期待が募ります。
作り手は見るからに人の良さそうな39歳、園田幸男さんご夫妻。
ハウスを案内してもらうと沢山の元気な野菜達が勢い良く目に飛び込んで来ました。
まずは「ほうれん草』をパクリ。
旨ーーい。
続いて『小松菜』をパクリ。
旨ーーーーい。
どれもこれも旨い。
野菜が潤っています。愛情を沢山受けて生きています。
これこれ、俺が求めていた葉っぱ達がそこには有りました。
こんなに早く巡り合っていいのかなと思うぐらい、感動です。
これをうちのメニューの柱に置こう。
そんな衝撃さえ走りました。
まだ去年から始められたばかりで、知名度のまだまだのようですが、とにかく体にいい物にこだわって作られています。
体にいいもの(有機)→美味しくなくてもok
これではなく
体にいいもの(有機)→もっと美味しいもの
これにならなくては、消費者には浸透しないでしょうし、僕らレストラン側としてもお金が取れないそんな疑問を抱えていましたが、『園田農園』さんが打ち破って頂いたなと。
嬉しいです。
これから一緒に頑張りたいなと強く思いました。
(俺だけかな! それでもok)

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